一ヶ月が一瞬ですね…
ほとんど休みなく制作しているのですが、PCトラブルがあったりDTM環境を再確認しつつ今買わないと大損するSynthesizer V2を買ってその動作確認をしたりと、そんなことをしていたら二週間以上過ぎておりまして…
重要な一枚
サムネでも使っておりますが、今作のヒロイン達の楽しそうなワンシーンでございます
このCGは現像された写真みたいな扱いにしようかなと思っているのですが、よくよく考えたら今のティーンは写真を現像することなんてあるのか?と…
ま、まぁ?チェキとかポラロイドが流行ったりして物理的な写真を知らない人はいないだろうけども
今でも学校行事の際に写真とか撮ってくれてて、それを選んで注文するとか出来るんだろうか
ワタクシの時代、小学校と中学校は体育祭、文化祭、修学旅行なんかはカメラマンを手配して撮影してもらってたんですよね ※高校の時はそんな制度があったのか知らないですが、卒アルに各行事の写真があったので多分あったのでしょう…
でもこのご時世、生意気なキッズやモンスターペアレントが肖像権があーだこーだ言ったりしてそうなので、そんな素敵な思い出制度が無くなってしまっていそうな気もしてます
と、話が逸れましたが…
この二人のカットはストーリー上で大事な要素になるので、結構気を使って描きました
だけどスピードアップしないといけないし、何か良い方法は無いものかと思っていた所、過去一度失敗しているグリザイユ画法を試してみてはどうかという思考に至りました
グリザイユ画法
今回ワタクシが行ったのは正確なグリザイユではないのかもしれません
YouTubeでグリザイユと検索して出てきた動画で勉強したので、それが正しいのかすら判断出来ないレベルではあります
なので、これから書くことはその動画を元に自分なりに解釈した結果となりますので、間違った知識の可能性があることをご了承下さい
なぜここにきて描き方を模索したのかと言うと、描くスピードを早めたいというのが大前提にある上で、最近塗りがとても苦痛に感じていたからというのがあります
通常、線画を描いたらベースカラーを線画の中に塗り、そこからベースカラーに合わせてライティングをしていくと思います
その工程で、配色を考えつつ陰影や立体を構築していく作業ってかなり難しくて、途中で配色が微妙になって変え始めたりとあっち行ったりこっち行ったりして、割と迷走しまくるんですよね…
最近はそれが頻発してて、とても無駄な時間が増えまくっていると感じてました
そんな時、グリザイユ画法は明暗を塗るだけの簡単な画法ですというショート動画をたまたま見て、
あれ?今までグリザイユのことを間違って認識していた?と思い、色々と調べてみることにしました
今までの認識は明暗というよりも色の濃淡を描くという認識だったので、例えば濃い青はグリザイユでは黒に近い感じで塗るみたいに思ってました
なので前に挑戦した時(勿忘草第二章)で思いっきり失敗して、線画から描き直す羽目になり、こりゃあダメだとなったのです(苦笑)

こちらが勘違いと気付いてから初めてのグリザイユっぽい塗りです
とりあえずぱっと見でわかるかもしれませんが、ガッツリ失敗してます(苦笑)
最大の失敗は、まだにわか認識なのにいきなり逆光かつ二人の光のあたり方が違うという、初心者には難易度の高い方法で挑んでしまったことです
上級者は多分その設定でもちゃんと塗り分けられるんでしょうけども、自分の場合、ここから先のカラーを乗せる段階で死ぬほど苦労しました
とは言え、この後カラーを乗せるのに四苦八苦した時間を入れても1週間もかからなかったので、割とスピードアップできてるのかなと思いました
そして最後の最後で迷いまくり、この3パターンでまだどれをFixするか迷ってます
これが一応デフォルトの状態

そしてこれが候補2

そしてこれが候補3

候補3にしようかなぁとはなんとなく思っているのですが、デフォルトも悪くないなと思い始めているところです
まぁこのカットは割と出てくる予定なので、その時その時で使い分けるのもいいかなと思いますが
そして現在、別のシーンも描いていますが引き続きエセグリザイユ画法でやってます
GtoC塗りと言うグリザイユの良いところをかいつまんで取り入れた画法も良さそうな感じで、とにかくクオリティーを落とさずスピードアップができるように最善の描き方を模索していきたいと思います
そして案の定、3D化はちょっとめんどくさくなっていて、プラスPCトラブルもあり考えないようにしてましたが、めんどくさくなった原因がちゃんとした仕様を考えていなかったからじゃないかと思ったので、まずは何をどうするのかというのをちゃんとまとめ、整理してからその作業に取り組むようにしようかと思ってます
今月中にはざっくりプロトタイプをお見せできればなと考えてますが、深刻な資金難なので、また制作期間が伸びてしまうかもと今から憂鬱です
とにかくスピードアップ、がんばります
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
ウタカタノヒト











